News・Column

BPR For DX

【BPR For DX】Vol.10 「長期雇用が生み出すDXプロジェクト炎上」

「日本企業の強みは長期雇用だ」と、以前から言われてきました。 そう言われてきた理由はいくつかありますが、一つには長い時間をかけて企業運営に必要なナレッジを社員が学び、共有されるから、ということが挙げられます。 長期雇用の中で、社員は様々な部門をローテーションで経験するために、部門間のコミュニケーションも円滑...

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【BPR For DX】Vol.9 「要件定義に必須の現場対話型BPR」

要件定義はシステム開発プロジェクトで最も重要な難所です。 パッケージを使えばスクラッチ開発より短納期・低コストで開発可能ですが、パッケージソフトが既存の業務プロセスと完全にフィットすることはまずありません。また、これまでの経緯や担当者の考え方によって、事業部間でも同じ業務プロセスにバラツキが生じるため、パッ...

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【BPR For DX】Vol.8 「レガシー」を引き継ぐDXの怖い結末

ある大企業では15年前に導入した販売管理システムが陳腐化。営業パーソンの負荷は以前よりも増大、生産性が低下する問題を抱えていました。営業売上目標未達が常態化し、営業パーソンも「目標未達の原因が煩雑な営業事務のせいだ」と毎日呪文のようにレポートを書く始末。営業管理部長はこうした現状を変革するため、営業管理部主...

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【限定10社無料ウェビナー】現場主導で進めるBPRワークショップとは

本セミナーは、BPRを現場社員主導で進め、DXの推進に繋げたい企業様向けウェビナーです。本ウェビナーでは、民間企業や自治体でも採用されている現場主導の業務改革アプローチ「BPRワークショップ」についてご紹介します。 ■申込方法 以下フォームより必要事項をご記入頂き、お申し込みください。 https://fo...

Seminar

【限定10社無料ウェビナー】DXを成功させる最新のBPRノウハウ

本ウェビナーは、BPR(業務改革)を現場社員を主役で進め、DXの推進に繋げたい企業、団体様向けのウェビナーです。民間企業や自治体でも採用されている、DXにつながる最新のBPRノウハウをお伝えします。 ■申込方法  以下フォームより必要事項をご記入頂き、お申し込みください。 https://forms.gle...

BPR For DX

【BPR For DX】 Vol.7「「ビジネスモデルとは何か、正確に説明できますか?」」

DXの要点については、多くの専門家が様々な表現をしていますが、概ね「デジタル技術を組織横断的に活用し、ビジネスモデルの変革を行う」という点については共通しています。 本日の記事でフォーカスする点は、「そもそもビジネスモデルとは何か」です。「ビジネスモデル」は日々のビジネス現場で頻繁に使われている言葉ですが、...

BPR For DX

【BPR For DX】 Vol.6「DXとBPRの関係性」

当社がお客様とディスカッションしていると、「DXとBPRの関係は何か?」という質問を受けることがよくあります。 まず、「DXとは何か」について考えてみましょう。「DX(デジタルトランスフォーメーション)」は、経済産業省のDXレポートの定義では、「組織横断的な業務プロセスのデジタル化、顧客起点の価値創出のため...

BPR For DX

【BPR For DX】Vol.5「営業事務プロセス複雑化の法則」

【BPR For DX】Vol.4「企業競争力のコアとなる営業プロセスのBPR」の記事の中で、「テクノロジーの進化で、製品やサービスの差別化が非常に難しい時代になった」とお伝えしました。すべての業界で、カスタマーエクスペリエンス(顧客体験、CX)が差別化要因になってきたと言っても過言ではありません。Amaz...

BPR For DX

【BPR For DX】Vol.4「企業競争力のコアとなる営業プロセスのBPR」

売上はすべての企業活動の根幹です。「売上され増えれば多少の問題があっても何とでもなる」というのが経営者の本音だと思います。一方で、先進国の経済成長率は低下しており、少ないパイを巡る売上競争は激化しています。テクノロジーの進化に伴って製品・サービスの差別化が日々困難になる中で、提案力など、いわゆる営業プロセス...

BPRの現場から

【BPRの現場から】Vol.2「BPRはなぜ難しいのか ~ある大企業の事業部長の話~」

実際に我々が出会ったある大手上場企業の事業部長は、「社員の残業時間が多い」という指摘を人事部から毎月受けているそうです。社員は真面目に仕事に取り組んでおり、早めに終わらせようと努力もしていますが、売上を伸ばすために顧客対応は以前より増加し、残業時間はむしろ増加傾向にあります。 その状況に対するこの事業部長の...